只見川のブロッケンに逢いに来ませんか !!
7月〜8月の霧のたちこめる早朝に出現します。


ブロッケン現象の見られるところ

夏の只見川でブロッケン現象という不思議な現象が見られます。
霧がたなびく川面に自分の影がうつると虹の後光がさします。
これをブロッケン現象といい、高い山でまれにしか見られません。
夏、ほとんど毎日、しかも平地で見られるのは、日本でも只見だけ
す。(注1)
運良く只見川のブロッケンに出逢えたら、きっとよい兆候かも !?

●ブロッケン現象とは?
日の出や日没時の高山で、前面に霧がたちこめているとき、太陽の光を背に受けて立つと、自分の影が霧に投影されて虹の輪が浮かび上がることがあります。これを「ブロッケン現象」といいます。
ドイツのババリア地方にあるブロッケン山でしばしば見られたので、この名があります。古くは「ブロッケンの妖怪」ともいわれていました。

どうしてできるの?
只見川の水は冷たいので、夏には毎朝川霧が発生します。そこに朝の太陽光線があたると、自分の影のまわりに虹の輪ができます。後光のような光輪は、太陽の光が霧の中の水滴によって回析し反射してできるものです。

どこで見られるの?
左図の印の場所で見られます。

いつ見られるの?

7月〜8月の午前6時ころから8時ころまでです。
ただし、次の2つの条件がそろわないと見られません。
 川霧がでていること。
 
直射日光が自分の背後から当たること。

  霧や太陽の状態ででないときもあります。
すぐ見られなくてもしばらく我慢してください。
30分くらいは余裕をもってください。


 注1:10/26/01 北海道の ながお様 からご連絡があり、北海道 釧路湿原でも
     (標高約30m)見られるそうです。時期は、8月下旬から10月中旬ころまでだ
    そうです。


   万代橋袂からのブロッケン
      2002.7.25
只見川のブロッケン現象写真集
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