田 子 倉 ダ ム / 田 子 倉 発 電 所

  田子倉発電所

 阿賀野川水系只見川の只見町に位置し、ダム式で発電目的のダム。昭和28年(1953年)11月工事着工し、昭和35年(1960年)11月完成。発電総出力380.000kWであったが、平成24年(2012年)5月、発電出力更新工事により発電所の総出力は400,000kWになった。、一般水力(揚水式を除く)では国内2位※の出力を有する大規模水力発電所です。
 高さ145m、長さ462mの重力式コンクリートダム。田子倉湖の総貯水量は約5億トンで、日本では奥只見湖(約6億トン)についで水の量(貯水量)が多い。4台の水車発電機を運転。約340億円の費用と延べ300万人の人々が工事に携った。
※国内1位は奥只見発電所(出力56万kW)

      
                      田子倉ダム
 
     
             ダム断面図 
 
     
          発電所内部(水力発電機4基)
最大出力 最大使用水量 最大有効落差 貯  水  池 ダ      ム 水車形式 年間発生
電 力 量
全容量 有効容量 利用水深 湛水面積 形   式 頂長×長さ 体  積 ゲート
(kW) トン/S m 万トン 万トン m u   m×m 千トン     万kW/H
400,000 420 10 5 49,400 37,000 52 9.95 コンクリート重力 462×145 1,949.5 ラジアル
4門
立軸フランシス水車 59,400

田子倉湖  

 ダムによって誕生した田子倉湖は、ダムと同じく日本有数の規模を誇る。総貯水容量は徳山ダム(揖斐川)、奥只見ダムに次ぎ日本第3位であり、貯水池の面積である湛水面積は日本第6位である。ダム湖には遊覧船が運航し、初夏の新緑と秋の紅葉時期には多くの観光客が訪れる。


                満々と水を湛えた田子倉湖

田子倉湖 周辺

 湖畔一帯は越後三山只見国定公園に属し、春の新緑、秋の紅葉と行楽客で賑わいます。レストラン、売店もあり、湖上遊覧船も就航しております。また、春は山菜、秋はきのこが採れ、イワナ、サクラマス、ハヤ、ワカサギなど、太公望の釣りのメッカになっております。


   
 
                   鮮やかな紅葉が美しい
ダム水没前の田子倉部落






湖底に沈んだ吊り橋
  
遊覧船

周遊コース(30分)
料金 大人900円 子供450円
(15名以上割引き有)


 モーターボート
(はやぶさ 定員8名)
●周遊コース 4,000円
●田子倉駅コース  6,000円
●白戸川浮島コース  6,000円
●アイヨシ滝コース 9,000円
※料金は大人3名までの料金
(3名以上:1名につき1,000円追加)
         
    
湖畔レストラン レークビュー            田子倉湖の釣り  
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