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  縁結びの神
  三石神社周辺史跡めぐり


                
 


三石神社
 古来より奇岩をご神体とした神社で、この地方随一の縁結びの神様。
いつしか全国的に知られ、各地から男女のカップルが訪れる。岩の穴にこよりや真綿を糸に通して親指と小指で結べると願いがかなうといわれている。


あたご神社
 
(あたご様)


 長福寺の近くの山にあり、火伏せの神、厄除けの神。
 


おすわ様
 田の口部落の上のスキー場リフトの近くにあり、金神様大蛇が御神体。五穀豊穣、交通安全、開運長寿の神。  


羽黒神社
 
(おかめ山)
 スキー場リフトのとなりの小山で、おすわ様の上方にあり、五穀の神様で、子供がまめで達者に育つ。五穀豊穣、家内安全、厄除けの神。
おかめその他のお面が奉納してある。
 


鬼子母神
 田の口部落にあり、安産の神および子供を守る神。


ゆ り 平
 武士の墓地があったと言われ、雑木等の根にかくれて見えなくなっている。芭蕉の句碑はもとここにあった。近年三石神社参道に移したもの。
 
地名のとおり、ユリが群生していたもの思われ、最近、雑木の刈り払いなどして整備された。ヒメサユリも見られ、歩道もできている。
 


滝 神 社
 只見駅の踏切を横切ると正面150mのところにある。水を守る水神様であり、家内安全、五穀豊穣の神様。


秋 葉 様
 (あきやさま)
 火伏せの神。上町と新町に火の神様が祭られてあり、なぜ町と言う名前がつくのか不思議である。昔の只見は上町から新町の中にあった
のだろうか。ちょうど真中へんに水の神様である滝神社がある。
 


水久保城跡
 現在テレビ塔近くに本丸跡があり、秋葉様の上方に平坦部がありそこが二の丸跡と思われる。(要害山に二の丸跡があったと言う人もいる。)
 城主山内通俊の子孫である山内氏勝は越後の上杉の助けをかり、伊達政宗に抗して降らなかったが、天昇18年(1590年)秀吉の会津入りとなり、一族四散の悲運を受ける。
 


おおづち山
 昔からつちの子(たるへび)が住んでいると言われる。近年見たと言う人がいる。  


が け し
 
(餓鬼牛)
 叶津森の手前にあり、牛首岩とも言われ、沼田原の辺は昔大きな沼があった。そこに、どうにもならないあばれ牛が住んでおり、人々に害を与えていたため、酒を飲ませて眠っている間に首を切り落とした。それが名になって、いまも首を切り落とした牛の形をしており、餓鬼牛がなまって「がけし」と人は呼んでいる。


不 動 様


 目の神様。
 


熊野神社


 新屋敷地内にあり、家内安全、五穀豊穣、国土安穏の神。
 


子安地蔵
 沖地内にある地蔵様。子供が好きということで、安産子育ての神である「子安神」と習合して「子安地蔵」と言われるようになり、婦人の信仰が盛んになった。(赤いちゃんちゃんこやよだれかけをつける。) 子どもたちが健康で元気に育ち、また守ってくれる仏様。

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